デュッセルドルフ市は、ドイツ中西部にある人口が約六〇万人の中都市であるが、ヨーロッパ最大の工業集積地域であるラインランド・ウェストファーレン工業地帯の中核都市として発展を続けている工業都市である。日本企業の支店や出張所も多く、「日系企業のヨーロッパ基地」とも言われており、日本総領事館もあってドイツ国内で最も日本人居住者が多い都市としても有名である。デュッセルドルフ市の市街区では、各家庭に生ごみを入れる金属製の容器が置かれている。この容器は市が有料で市民に貸与しているもので、週に何回か中に入っているごみを市が収集している。容器の大きさによって料金が異なり、GPマーク入り容器の使用料が年間三〇〇マルク(日本円で約二万一〇〇〇円)である。市が収集したごみは、市内の六か所の焼却場で、年間に約二〇万トンを焼却している。